ウルトラ警備隊 感涙の再現度!ウルトラ特撮世代に効くシューティング 

レトロゲーム
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ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム

バンプレスト
(開発:セタ)
発表年:1996年

どんなゲーム?

  • オーソドックスな縦スクロールSTG
  • ピンチに登場するウルトラ兄弟
  • あの時見たまんまの怪獣の質感

ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム ゲームレビュー

原文(旧レビュー原文)
ウルトラマンもののシューティングです。自機は初代ウルトラマンから80までの科学特捜隊(MATとかTACとかありましたが忘れました)の戦闘機でそれぞれ性能差が設定されており、ボムを使うと何とその科学特捜隊に準じたウルトラマンが出現して状況を打破してくれます(これもウルトラ兄弟によって効果が違う)。ウルトラマンそのものを操作するのではなく、あくまで救世主的脇役にしたことにアイデアを感じます。また敵キャラも見覚えのある奴等ばかりで、ウルトラシリーズを見て育った世代の自分なんかは大喜びでやってました。変に実写的で敵キャラの質感や背景などもリアルなのですが、笑ったのがウルトラマンが飛来してくる時のあのプラスチック人形っぽいポーズと質感が見事に再現されているところで、こだわりすら感じられます。

ウルトラマン特撮世代感涙のシューティング

セタが開発してバンプレストが発売した縦スクロールシューティング。モチーフは当然の円谷プロの特撮ヒーローシリーズウルトラマンです。

まず最初に。このゲームが発売されたのは1996年、平成8年です。ちょうどこの年に平成のウルトラシリーズウルトラマンティガが始まった時期です。元号も平成が終わり令和になり、様々なウルトラマンシリーズが歴史を重ねました。が、このゲームに登場するウルトラシリーズは下記の通り。

  • ウルトラマン
  • ウルトラセブン
  • 帰ってきたウルトラマン
  • ウルトラマンエース
  • ウルトラマンタロウ
  • ウルトラマンレオ
  • ウルトラマン80

いわゆる特撮ウルトラマンシリーズがこのゲームの土台です。

今では映像に欠かせないCGがこの時代はありません。現実ではあり得ない映像をどうやって作ろうか。今では考えられないほどのアイデアと時間と労力。円谷プロの方々がそれらを費やして作られた迫力の映像に私たち70年代生まれは

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そりゃあもう釘付けさ!

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今見たらチャチ、とかは無しな!

プレイヤーが操作するのはウルトラマン(厳密にはウルトラ兄弟ですが、意味の便宜上ウルトラマンで統一)ではありません。怪獣が出現した際の対応に当たる組織、ウルトラマンで言えば科学特捜隊に所属する戦闘機を操作します。
このゲームのタイトルでもあるウルトラ警備隊はウルトラシリーズに共通して登場する対怪獣組織の名称となります。ウルトラ警備隊の組織の数だけ戦闘機の種類があり、それぞれに異なる性能を持っています。

時代の流行通り、パワーアップアイテムで機体が強化されていきます。このゲームではパワーアップアイテム(を運ぶ敵機体)が頻繁に登場するのでパワーアップが早いスピードで進みます。またミスしてもパワーアップなしの最弱状態にはならず、ミサイルなどの補足装備はなくなりますがショットのレベルが少し落とされた状態で再開できます。
2人同時プレイ可能ですが2人が同じ機体を選択することはできません。

操作

レバーにボタン3つ。戦闘機の基本操作はどの機体も同じです。

レバー

8方向に無慣性で動きます。機体によって移動速度が違います。

ショット

基本的に前方向にショットを撃ち出します。
パワーアップで機体により威力や範囲が強化されていきます。
空中、地上問わず全ての敵に当たり判定を持ちます
このゲーム、画面に出てくる敵の数が結構多く、ショットが前方強化型だとケアできない角度からの敵弾に押され気味です。

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一人プレイの場合はショットが拡がるタイプの機体がお勧め!

機雷

自機の周囲に空中機雷を8発まで射出できます。この空中機雷のような装備をシステムで持つゲームは他にあまり見ないように思えます。このゲームの大きな特色です。1発でショット何発分かの威力があり、自機周りにばら撒いて突っ込んでくる敵のバリヤ代わりにしたり(敵の弾はスルーする)、中ボスの出現位置に固め置いたり、耐久力のある敵に固め撃ちしたりと用途は多岐に渡る汎用兵器です。できるだけ画面の上部エリアに機雷をばら撒けば敵出現と同時に撃破できます。

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手が空いたら画面上エリアに機雷をばら撒いておくと色々役立ちます。

ボム

他のシューティングで言うボムですが、このゲームではウルトラマンが登場して危機を救います。登場するウルトラマンは操作している機体のシリーズに準じます。また各ウルトラマンによって攻撃も様々です。

ステージ

先ほどのウルトラシリーズ順にステージがあり、ステージ1から4までは自由にステージを選べます。
ステージボスはそのウルトラシリーズの中で特に印象的な敵が現れます。
中ボスが存在するステージ、存在しないステージがあります。
ステージBGMもそのウルトラタイトルです。

バルタン星人

70年代生まれにはお馴染みのウルトラソングを聴きながら、確かに見覚えのある怪獣や宇宙人達を相手に、ウルトラマンの世界にどっぷり浸れます。ステージ2の開始直後、セブンのテーマが始まる瞬間が私的にアドレナリン・ポイントです。

ウルトラ警備隊 まとめ

オーソドックスなシューティングゲームの作りです。自機のショットは空中・地上問わず当たりますので、敵が出てきたらとりあえず撃ちまくる…くらいのシンプルさ。
ゲームの進行に余計なことを考えなくていい分、ゲームの演出を楽しめます。特に子供の頃にウルトラマンを見て育った世代の方々には刺さります。

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見覚えがある敵が出る度に記憶を手繰るのが楽しい!

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あーいたいた、こいつ!なんだっけ的な思い出し!

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ウルトラマンが去る時の固そうなあのフィギュア感も泣ける!

特撮の頃のウルトラマンを知らなくても十分に2P同時プレイシューティングとして楽しめますし、現在のウルトラシリーズの源流に触れる機会としても良いかと思います。

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現代のウルトラシリーズではキングジョーを人間側が運用してるのは本当に驚いた!

おまけ…ウルトラボムメドレー

ウルトラマン
ウルトラマン
ウルトラセブン
ウルトラセブン
新ウルトラマン
新ウルトラマン(ジャック)
ウルトラマンエース
ウルトラマンエース
ウルトラマンタロウ
ウルトラマンタロウ
ウルトラマンレオ
ウルトラマンレオ
ウルトラマン80
ウルトラマン80
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涙腺ジワる年代のあなた!体調管理しっかりな!

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(無視して)空想特撮サイコー!

迎麻1UPらっきー

迎麻1UPらっきー

レトロゲームの追憶、IT系、自身の近況、フィットネスについて書き綴ります。記事へのコメントなどはX(旧Twitter)まで。

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