はじめに

再起動リニューアル

遊戯狂年代紀-Rerise-をご訪問いただきありがとうございます。
このサイトは2000年代初頭に公開されておりました私のレトロゲームレビューサイト遊戯狂年代紀の記事に大幅な加筆を施してリニューアルさせたものです。

私のレトロゲームサイト「遊戯狂年代紀」は2001年初頭に更新をやめ、ブログの台頭やらプロバイダーのWEBスペースサービス終了やら私の生活環境の変化などもあって自然消滅しておりました。WEBページHTML手打ち世代としてもなんとなく役目も終えただろう的な思いもありました。が、2021年後半頃から再びレトロゲームサイトを再開してみたくなりました。理由は近年のeスポーツの盛り上がりを見て、その原点でもある80年代ゲームセンターの空気感を書き残したくなったのと、最近家庭用ゲームで80年代のゲームが次々復刻している状況なので需要もそれなりにありそうだなと思ったことです。そう思って自身で運営していたサイト遊戯狂年代紀のソースを探したところ、ハードディスクバックアップの奥深くにありました。

昔書いたレビューを今読むと随分と稚拙な文章を書いていたことがよくわかります。約170タイトルのゲームレビューを一か月ほどで勢いに任せて書いたので、その文章には「意味不明」「説明不足」な点が多く、また何よりそのゲームを知ってる人にしか判らないような内輪受け的な文章ばかりでした。これではただの自己満足でしかありません。
今回サイトのリニューアルにあたって知らない人が見ても判りやすく、知ってる人にはさらに詳しくを指針として掲げています。当時では分かり得なかった情報などを加え、やり込んでいたゲームについては攻略記事なども加えました。

旧サイトレビューについて

各記事は冒頭を旧サイトレビューで始める構成にしました。
旧サイトレビューは正直気恥ずかしく闇に葬り去りたい気持ちしかないのですが、私の中でも捨てきれないものもやはりあります。またこのゲームレビューを公開して大勢の方々に見て頂きました。一時でも私のゲームレビューを共有して頂いた方々がいる以上、この文章は私だけのものでもないのかなとも思います。公開した責任というものです。旧サイトレビューを見て懐かしんでくれる人や、何かを思い出す人などもいらっしゃるかもしれません。誰かの記憶のトリガーとなるならば、それは望外の喜びです。

温故知新

このサイトはレトロゲームが中心のレビューサイトです。
しかし旧サイトでも掲げていましたが決して回顧主義ではありません。昔話をして盛り上がるのは楽しいですが、「だけ」では何の生産性もありません。

現在では比較にならないほど低スペックなハードで作られたゲームがどうしてこんなにも面白いのか。加筆したレビューにはできる限りそのゲームの「面白さの要素・核」を書き出しています。それが今後のゲームの作り手への良質なヒントになってくれれば幸いです。

ゲームタイトルとそれにまつわる思い出などを綴る記事やサイトは現在では星の数ほどあり、多くの人達によって記録化されています。しかしながらそれらのサイトでも攻略にまつわる記事は案外ないことに気が付きます。そこで私は今回このサイトで攻略記事を可能な限り加筆したいと思います(当然やり込んだゲームに限定されますが)。意義はプレイヤー側の知識(Knowledge)の記録化です。せっかくお金を注ぎ込んで得た知識や技術はプレイヤー側の獲得した英知…とまでは言い過ぎですが、先人が切り開いた道には標が示されるべきだと考えます。

ここで書いたレトロゲームの攻略記事がいつか誰かのレトロゲーム攻略の役に立てれば、その誰かは新しい何かの発見ができるかもしれません。

それはきっと楽しく夢中になれるものだと確信します。

私たちがそうであったように。

迎 麻1UPらっきー

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