ここでは80~90年代のゲーム専門用語や昭和世代の用語を解説します!
適時更新されていきます!
目次
80~90年代ゲーム専門用語
アーケードゲーム黎明期から発展期にかけて様々なゲーム専門用語が生まれました。テクニカルな用語から技術の隙をついた裏技的な言葉まで幅広く解説します!
あ行
永久パターン
一定の動作を繰り返すことでゲームをそれこそ永久に継続できる一連のパターン。プレイヤー側が発見したアルゴリズムの隙と動作の組み合わせで発覚することが多い。ハイスコアを争うゲームで永久パターンが発覚した場合はスコア集計から除外される。ゲーム開発側にとっては永久パターンが存在することはインカムが減ることによりゲームの死活問題に直結する。ゲーム側で永久パターンを防ぐ措置が取られているケースが多い。例えば、時間無制限でクリア条件を満たさず延々と「稼ぎ」を繰り返すことができる場合には、一定時間経過後に撃破不可能のキャラなどでプレイヤーを追い立てるケース、全ての敵が一斉に強くなりミスを誘うケース、強制的にステージクリアとするケースなど。
か行
かぶせ持ち
操作レバーの持ち方のひとつ。レバーのヘッドを上から掌をかぶせる形で握る一般的な持ち方。入力が大雑把になりがちだが万能。※併せて参照:ワイン持ち
さ行
た行
台バン
主に対戦格闘ゲームなどで筐体の一部(主にレバー、ボタンなどの操作コンソール部)に手の平を強く打ち付ける行為。片手、ときには両手。筐体の反対側に座する対戦相手への威嚇や抗議。モノは言わぬが台バンはする。
台バンする主な理由として、自分の意に沿わない結果への抗議(例えば…投げ抜け入力したのに投げられた←入力失敗している)や相手への威嚇(例えば…てめー追い打ちかけてくんじゃねーぞ)が挙げられ、身勝手な理由がその大半を占める。台バンするプレイヤーは自分はやってもいいけど自分がやられるのはダメ、という傾向の人間に多い(※弊社データベース統計)。別項でも書いたがゲーム内で自分が体力で勝ってるときはタイムアウト判定狙いで逃げ回るくせに、自分が同じことをやられたら台バンするような手合い。
台バンは対戦相手への威嚇行為だが屈する必要はなし。台バンされた技や追い打ちを躊躇うようになると相手の思うつぼ。自分は相手に存分に追い打ちをするが、相手が自分への追い打ちは許さないという虫のいい構図が成立。そんなものに付き合う必要なし。遠慮なく台バンされた技を執拗に繰り返すことを推奨。そのうち台バンが台バンバンに。そうなるとどうしても笑ってしまうしかない。
台バンに台バンを返すことは相手の土俵でやりあうことになる可能性があるので注意…現在となってはそういう文化もなさそうですが。
チキン
アメリカ由来の臆病者に対する蔑称。対戦格闘ゲームにおいて対戦相手と真っ向から勝負することを嫌い、後出しや下段攻めを好み、相手にノーリスクでダメージが与えられる場面がくるまで逃げまどい下がりまくるプレイ、またはそういうプレイヤーを指す。相手が隙を見せたり技を空振ると滅法勇ましく攻めてくる。読み合い拒否。少しでも体力ゲージが相手よりも上回る場合には相手に背を向けて走って逃げ回ることを厭わない。エンドレスに続くステージを好む。勝利至上主義者。
チキン(派プレイヤー)は勝負がついた後の死体蹴りなどを好み、相手を怒らせて隙を誘う布石と考えている節があるらしく執拗に死体蹴りをしてくる傾向は高い。
この連中相手に体力で勝っている時に逃げまくると色々と楽しく、対戦筐体の向こうで台バンするチキンプレイヤーも居た。お互い連コインで体力が勝ってる方が逃げまくる鬼ごっこゲームと化す。逃げる相手にダメージを与えて体力値が勝ったら攻守交替。
下段合戦もまた熱い。下段技を最優先で使う一種の縛りプレイのような謎ルール。とどめの一撃も必ず下段技で仕留める。これを普通に中段やら投げで勝ってしまうと「勝負に勝ち戦いに負けた」ような妙な敗北感がある。
チキン対チキンは見てる分にはそれなりに見応えがある。どちらがより臆病なのか、どちらがより汚いプレイなのか、人はどこまで恥も外聞もなく勝利を追えることができるのか…考えもつかない斜め上プレイの応酬は見るものを飽きさせない。
私はチキン相手には相手以上のチキン派プレイで勝つことにこだわってました!
相手の流儀で勝ってこそ真の勝利!
デバッグ(デバグ)
システムが正常に動作・稼働するかどうかを検証する様々な方法や手段。考慮していなかったケースの誤作動を洗い出して補完する行為。実際にデバッグの仕事をしていたゲーマーから聞いた例えが秀逸で、例えばドラクエで言えば体力回復呪文のホイミ。このホイミの回復ポイントが常に一定の範囲内で収まるのか、それを延々と試すような話し。それこそ一万回でも試す。一回でも回復値の範囲外が出たらダメらしい。その話を聞いてデバッグの仕事についたあだ名が「ホイミ一万回」。
近年では期待されているタイトルを期日通りに出すことが優先され過ぎて、デバッグが不十分なまま世に出されるゲームが多い(気がする)。
な行
は行
バグ
バグとは英語で虫の意味。コンピュータプログラムに限らず出力装置の想定外の結果について装置の開発者が「中で虫がいたずらしてる」などと言い訳に使われてきた。実際にコンピューター装置の中で虫が挟まってエラーが起きたケースもある。ちなみにデスクトップPCなどの本体はCPUの排熱で筐体内が暖かいらしく、よくいるあのバグが住み着いていることもあるので注意されたし。
バグる
バグ(BUG)は虫の意味。ゲーム(または電子演算装置の演算結果、出力)にて通常の想定外の出来事が起こる様。開発者が想定していなかったプレイヤー(または使用者)の行動の入力、或いは特定の条件が揃った場合に発生するケースが多い。
実社会の仕事において、パソコンのアプリケーション例えばエクセル(excel)やメーラーなどを使用している時、自分の意図していない結果になると簡単に「バグった?何なのこれ?」と言いながら、近くの同僚に早く元に戻せと言わんばかりに助力を強要するような人物には要注意。往々にして自助努力が足りない依存心の強い人物である可能性が高い。例えあなたにはその現象の原因の検討がついていても、そういう相手には「あ、そうですか、大変ですね。(私になんか関係あります?)」と突き放しましょう。相手がさらに「俺が直せる訳ないだろ(早くしろ)」的に食い下がってきたら「別にあなたのPC直さなくても私は別に困りませんからね…」と念を押しましょう。
ま行
や行
ら行
連コイン(連コ)
硬貨を投入して遊ぶアーケードゲームにて、1ゲームが終了したそばから間髪入れず硬貨を投入、ゲーム再開または続行する様。周囲にゲームの空き待ちが居た際にはいったん席を立ち譲ることはマナーだが、構わずに連コインをしてゲームを独占する輩は結構居た。
対戦格闘ゲームではこの連コインの限度を頭に入れておかないと後々自身の財政計画に狂いが生じることになった。
わ行
ワイン持ち
操作レバーの持ち方のひとつ。レバーのヘッドを掌を上にして下から握る持ち方。レバースティックを人指し指と中指の間(或いは中指と薬指の間)に通して握る。ワイングラスを持つように見える持ち方。別名ぶっさし。一定の慣れは必要。かぶせ持ちと比べて細やかなレバー操作が出来るとし、正確なコマンド入力に向いているとされる。※併せて参照:かぶせ持ち
80年世代の用語
アーケードゲーム黎明期から発展期にかけてゲームに入れ込んだ世代が触れていた文化や用語を解説します!
管理人が過ごした地域や世代の主観となりますので偏りはあります!
あ行
か行
さ行
た行
DUNK
かつて発行されていたA5サイズの女性アイドルグラビア雑誌。ちょいエロな記事目当てに80年代に中学時代を過ごした連中なら一度は見たことある雑誌。A5サイズなのでカバンに入れやすく、小さいので周囲からは見えづらい。学校に持ってきて隠れてみんなでこそこそ見る事で妙な連帯感や秘密の共有感が生まれる。女子に見つかることは厳禁。表紙は(少なくとも私がみたのは)にやけた金〇にしか見えないキャラ。きゃぷてん・たまという名前らしい。