スターフォース 連射シューティングの原点 ポストゼビウス一番手

レトロゲーム
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スターフォース_タイトル

テーカン
(現コーエーテクモゲームス)
発表年:1984年

どんなゲーム?

  • 連射そのもの自体がゲーム性のひとつ
  • 様々なやりこみ要素
  • 宇宙文明を感じさせる演出

よりシンプルなスペースシューティング

(旧レビュー原文)
縦スクロールスペースシューティングで自機はショットのみでエリアを進んでいきます。様々な仕掛けが用意されていて、合体する敵を合体前に破壊すると8万点入ったり、?パネルで1UPが隠されていたりと多彩です(細かいのは省略)。スコアのある桁(忘れました)の数字に様々な法則が隠されていてエリアのボスが出現後左右どちらの方向に動くのか??パネルの左から数えて何番目に1UPがあるか?等のことが発覚してから意図的にスコア調整をするようになり面白くやってました。ゴーデスとはエジプトかどっかの関係者だったのでしょうか?

ポスト・ゼビウス筆頭 スターフォース

原文が全く説明になっていないので書き起こします。
宇宙空間を舞台とした縦スクロールシューティング。自機は無慣性で8方向移動、ショットは対空・対地を兼ねるタイプ。エリア枚に小ボスが現れ、撃破で次のステージ。

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各エリアボスは大きなギリシャ文字が表記されてるよ!

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2022年現在で思うことはギリシャ文字はコロナの変異株名にされてしまい…

敵機は基本的に様々な飛来パターンで弾を打つ攻撃スタイル。地上物は攻撃は一切しませんが自機のショットに当り判定を持ちます。中にはショットを数発当てないと破壊できない地上物(パネル)があり、横一列の配置があるとショットが堰止められてしまい、大量の敵機飛来&大量の弾ばら撒きに苦しむ場面も。

ポスト・ゼビウスの一番手だった印象です。ゼビウスでもあった隠れキャラや1UPチャレンジなどの人気の要素がしっかり盛り込まれています。

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隠れキャラはヒドゥンパネルだね!

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?パネルを連射で裏返してケラ(笑顔)が出たら1UP!

スターフォース_画面1

スターフォース 3つの魅力

このゲームはかなり楽しくやりこんでました。当時は意識していませんでしたが、こうしてレビューを書いていると後から分かることもあります。私の思うこのゲームの面白さの要素を3つ挙げてみます。

  • 連射そのもの自体がゲーム性のひとつ
  • 様々なやりこみ要素
  • 宇宙文明を感じさせる演出

ひとつひとつ解説します。

連射そのもの自体がゲーム性のひとつ

ゼビウスのように対空・対地ショットの使い分けはせずに、敵撃破手段をショット一本に集約空中物も地上物も全部ショットでOKというシンプルさで、ショット&ラン、攻撃と回避に集中できます。
敵や地上物の中にはショットを数発当てないと破壊できないキャラが存在したり、特定条件を満たすとボーナススコアという要素もショット連射が必要になります。

パーサーと呼ばれる捕虜機体?と合体すると前後移動のスピードと連射速度が1.5倍向上(パワーアップ)します。他のゲームでパワーアップというと、ショットの幅が増したり違う角度へのショットが増えたりとしますが、このゲームではショットと自機速度の地味な性能アップ。それが地味にありがたい。ゲーム性を踏まえたパワーアップです。

様々なやりこみ要素

スターフォースには条件クリアでボーナス点加算や敵の動きの法則など、様々な要素が散りばめられています。ざっとですが書き出してみます。

ヒドゥン

地上の舗装パネル?に隠れパネルのヒドゥンが存在します。ヒドゥンが隠れている位置にショットが当たれば出現、もう一度ショットを当てれば破壊で2000点。いろんな位置に存在します。ゼビウスの隠れキャラソルに相当

ラリオス合体前撃破

ラリオスという中型敵機はコアが前方より接近、コアが光る合図で四方から構成パーツがコアに合体します。その接近するコア、合体の合図で光ってからパーツ合体までにコアに8発のショットを打ち込むと撃破&ボーナス50000点加算です。ショット打ち込み8発が間に合わなければパーツに激突でミスとなります。また、コアが光る前にショットを打ち込むと、打ち込んだショット数+8発でコア破壊となり条件が上がります。見切り発射要注意です。

ジムダステギ

ショットに耐久力のあるジムダという地上物があります。ショット4発で破壊できますが、このジムダが2列に延々並んでいる場面があります。ジムダ・ステギと呼ばれ、片側を連続して15個(枚?)破壊するとボーナス80000点加算です。

クレオパトラ

ゲーム中ステージのどこか、ある座標にクレオパトラが存在し、その場所のヒントが描かれた象形文字(というか表形図?)があります。発見し撃破で100万点ボーナス。
当時のプレイヤー間ではクレオパトラをゴーデスと呼んでいましたが間違いのようです。

エリアボスの振れ方向の法則

スコアの100の位に注目。奇数なら左、偶数なら右。

マジッカ(?パネル)1UPケラ(笑顔)の法則

スコアの100の位に注目。100の位が1~7=?パネル左からの位置に相当。
例:100の位が3の場合、ケラは左から3番目。
100の位が8はケラなし、100の位が9はケラは左から1番目。

マジッカパネル出現位置を覚えて事前に数字を把握、適時めくり&スコア調整で複数枚のケラ(1UP)獲得可能

連射・マルチヒット撃破は簡単なようで奥が深いものです。ボーナス点は欲しいがあまりの敵方の猛攻に泣く泣く諦めたり、強行して撃沈されたり。まさにゲーム!

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同じ座標位置に留まると敵の攻撃もそこに集中するし!

宇宙文明を感じさせる演出

ステージを進むと宇宙ステーションなのか、組み上げられた鉄骨群の中を進みます。組まれた鉄骨は我々の街中でもよく見かけ馴染みがあります。またビゴーラという名前の大型地上建造物もまた見慣れたような金属の建築物の姿です。そしてゲーム後半に差し掛かると、これまで見慣れた地球人文明から異文化の中に紛れ込むような感覚になります。先ほどの大型地上建造物ビゴーラの姿が人面というか、異星人の顔のような外観になります。さらに目と思しき部位が赤く明滅する様は不気味そのもので、まるで監視されているような感すらあります。ステージが進み異形の顔が何種類か変化していくにつれ、だいぶ奥深く進んだという実感に加えてある思いがよぎります。

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この文明を築いたエイリアンの顔なのかな…?

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シンプルなゲームでいながらこういう演出はゲームの背景設定の奥深さを感じさせてくれます。

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俺もエイリアンなんですがそれは?

まとめ

敵キャラの動きもシンプルな飛行、弾射出演算ながら苦しめられもしました。

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特に苦労したのは自機と縦軸が一致したら横から一直線に突っ込んでくるやつ!

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敵の弾は星型してるんだよね!

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そうそう!で、たまにやたら速度が早い弾あったりするんだ!

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そういえばこのゲームくらいから横移動する時に斜め前、斜め下移動も加えて敵弾目標座標を散らす…という小技使い始めた気がする。

ファミコンに移植されて色々いじられたゲームですが、連射撃破への特化と回避行動への集約、困難に向きあってボーナス獲得、など間違いなく楽しませてくれた魅力にあふれた名作ゲームです。

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これはガチ!

迎麻1UPらっきー

迎麻1UPらっきー

レトロゲームの追憶、IT系、自身の近況、フィットネスについて書き綴ります。記事へのコメントなどはX(旧Twitter)まで。

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